6インチ樹脂基板プロセスをリリースしました!
PMTパッケージファウンドリ®は、これまでの小径(1インチ)樹脂基板でのWLPプロセスに加え、新たに6インチWLPプロセスをリリースしました。
パッケージファウンドリでは、事業拡大のため2022年4月からマクセル株式会社九州事業所(=福岡県福智町)と協業を開始。
同事業所のファブを活用し、6インチ製造ラインの立ち上げを進めてきました。
6インチWLPプロセスのリリースで変わること
今回のリリースにより、主に以下の点が変わります。
- 最大20mm × 20mmのパッケージに対応します!
1インチプロセスでのパッケージサイズは最大14.1mm × 14.1mmでしたが、6インチプロセスでは0.7mm × 0.7mm~20mm × 20mmのパッケージサイズに対応できるようになりました。
(※ 20mm以上のパッケージは応相談) - 8インチのRDLパターン受託加工が可能になります!
銅めっきとフォトリソ工程は6インチ・8インチ兼用のものを使用しているため、8インチのRDLパターン加工も可能になりました。 - 生産規模が拡大します!
キャパシティの拡大により、数100個規模のFan-Out型パッケージの試作が可能になりました。
電波新聞デジタルで紹介されました!
2023年10月24日付の電波新聞デジタルで、6インチWLPプロセスリリースに関する記事が紹介されました。
ピーエムティーが6インチウエハー対応パッケージ試作サービス マクセルとの協業で大口径化
※ 記事全文の閲覧には電波新聞の会員登録が必要です。
パッケージファウンドリ
PMTパッケージファウンドリは、FOWLP(Fan Out Wafer Level Package)やWLCSP(Wafer Level Chip Size Package)といった、先端パッケージの少量多品種製造に特化したファウンドリサービスです。
半導体前工程技術とめっき技術を活用し、Cu再配線パッケージを作製。
チップ開発のPoC(Proof of Concept:概念実証)や製品開発のサポートを行っています。